ガクチカの考え方

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ガクチカで企業に何をアピールすれば良いかわからない!

そんなあなたに必読のガクチカの考え方を、お伝えします。

ガクチカとは

ガクチカとは、学生時代に熱心に取り組んだ経験や活動のこと。その経験を活かして、企業にあなたの持つ「ポテンシャル」をアピールすることが求められます。しかし、「ポテンシャル」とは一体どのようなものでしょうか?

企業が求めていること

まず、企業というのは、明確なミッションやビジョンを掲げ、それを達成するための戦略的な活動を日々行っています。そのため、組織内では部署や課といった単位でチームが構築され、目標に向かって日々の業務が進められます。

このような組織内で、結果を出すためには「実力ある人材」と「組織への良い影響を持つ人材」が求められます。この構造は、学生時代の部活動やサークル活動にも通じるものがあります。

例として、高校の野球部を考えてみましょう。

甲子園優勝を目指す野球部では、部員それぞれが持っているポジションや役割に応じて、目標に向かって努力を重ねていきます。

しかし、新入部員の募集時には、希望者が多すぎて選抜が必要となる場面も。この時、リーダーはどのような視点で部員を選び出すでしょうか?

  • 技術やスキル(足の速さ、肩の強さなど)
  • チームに対する影響(コミュニケーション能力、練習熱心さ、やる気など)
  • チームとの相性(共通の価値観や目標に対する思い、他のメンバーとの関係性など)

実は、これらの視点は、企業が新卒採用の際に大切にしているポイントと酷似しています。そしてそれぞれが以下のように対応します。

  • 技術やスキル → ガクチカ
  • チームに対する影響 → 自己PR
  • チームとの相性 → 面接の態度や志望動機

しかし、誤ったエピソードやアピールをしてしまうと、例えば「料理が得意」といったアピールが「野球部の試合で役立つ」とは言えませんよね。企業におけるアピールも同じ。あなたの強みや経験が、企業やポジションにどう活かせるかを明確に伝えることが大切です。

ガクチカ例

甲子園を目指すピッチャーとしての経験

私は高校時代、野球部でエースピッチャーとして活躍し、チームの中心として甲子園出場を目指して戦いました。その過程で得た経験や成長は以下の通りです。

技術の研鑽: 毎日の練習を欠かさず、特に弱点としていた変化球のコントロールを改善するために、追加の練習やビデオ解析を行いました。これにより、防御率を大きく向上させることができました。

リーダーシップの発揮: ピッチャーとしての役割を超え、チームのムードメーカーや若手への指導者としても行動。特に大事な試合前には、ミーティングを主導し、チームの士気を高める役割を果たしました。

メンタルの鍛錬: 重要な場面でのプレッシャーに耐えるため、メンタルトレーニングや自己アファメーションを取り入れることで、クリティカルな状況でも冷静に対応する力を培いました。

この経験を通じて、高度な技術を磨くだけでなく、人間としての成長やチームを牽引するリーダーシップを学び取ることができました。これらのスキルは、組織でのチーム活動やプロジェクトリーダーとしての役割において、大きな力となると確信しています。

目標設定の重要性

目標の設定も重要です。甲子園優勝という大きな目標を持つ高校と、地区大会を目指す高校とでは、取り組む内容や難易度が異なります。そのため、あなたが過去にどのような目標をもってどういう活動をしてきたのか、それに対してどのような結果を出したのかを具体的に伝えることで、あなたのポテンシャルを最大限に伝えることができます。

背景を客観的に伝える

学生時代の部活やサークル活動は、面接官にとっては独自の文化や背景を持つ場合が多いです。そのため、客観的な視点から、あなたの活動や経験を伝えることで、企業におけるあなたの価値を高めることができます。

ガクチカで伝えるべきことのイメージ

まとめ

ガクチカについて企業が求めることや考え方を記載しました。

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