SIerのやりがい

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現代社会において、IT・システムを活用していない企業は存在せず、それらを支えるSIer(システムインテグレータ)で働く意義ややりがいについて、『自己視点』『お客様視点』『社会貢献視点』の3つの視点からみていきます。

自己視点

個人視点では以下のようなときにやりがいを感じます。自己成長や給与のところはやはり直接的なやりがいに繋がりますね。

・自身のアイディアや考えが採用されプロジェクトに貢献できる

・働きが評価され給料・ボーナスが上がっていく

・スキルアップし、できることがどんどん増えていく

・上司の評価が上がり新しいことを任されていく

・昇進・昇格により、裁量が大きくなっていく

・自分の携わったシステムが動いているのが見れる

・プロジェクトが終わった後の打ち上げ

お客様視点

プロジェクトが完遂し、実際に自分が考えたシステムがきちんと動き、お客様の役に立っているというところがやっぱり一番のやりがいかなと思います。

お客様は課題があるからシステムを開発しているので、その課題がきちんと解決できていればお客様は喜びます。

お客様からも感謝の言葉をもらうことも多いですし、自分の仕事のおかげで次の仕事につながった時には会社に貢献できているというところでやりがいを感じると思います。

社会貢献視点

大きなところでの一番のやりがいは社会を支えるような大規模システムに携わり、経済活動をITの面から支えているということだと思います。

電力会社やガス会社に近いイメージかなと思います。

現在はIT技術があらゆる業界の生産性、競争力を支えており、ITのない生活は考えられないと思います。

その裏では、あらゆる災害を想定しても稼働できるようにマシンが多重化されていたり、セキュリティ面からも問題が発生しないように設計されていたり、常時運用を監視し問題が発生しても即対応できる体制を気付いていたり、PM・SEの影の努力、検討がシステムを支え、社会を支えています。

みずほ銀行の障害多発、ATMにキャッシュカードが吸い込まれて出てこないような問題がありましたが、結果何万人という規模で影響が出ています。

社会的影響が大きいからこそ、国(金融庁)も関与して再発防止を徹底し、安定稼働に努めています。

特定の会社のシステムにしても、最大手企業だと何十万人も従業員がいる訳で、社内システムであろうと、与える影響は甚大です。

安定稼働しないとニュースになりますが、ニュースにならない何十万というシステムが当たり前に動き社会を支えています。

IT技術の進歩により社会がより便利にしており、そこに携わり自分のアイディアで社会をより良くできるというのが突き詰めるとSIerの一番のやりがい、仕事の意義なのかなと思います。

まとめ

やりがいというのは突き詰めると、自分は何のために働いているんだろうというところに行きつくと思います。

より多くの人に役に立つ、社会を支えるという面で見ると、SIerの社会的責任の大きなシステムに携われることや、IT技術という世界中の人と繋がれる技術の可能性は大きく、SIer魅力的なお仕事なんじゃないかなと思います。

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